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(2) キャンプ施設

 

環境学習活動において食事を手づくりしたり、合宿形式でプログラムを行なったりする際の拠点としてキャンプ場を整備する。また、環境学習活動以外の創作活動や環境保全合宿などの際のデイキャンプや宿泊の場としても活用する。

 

ア. インディアンテント(既設)

 

●竹を組合わせて作った常設のテントで5〜10人が宿泊できる。エコハウスができるまでは主要なシンボル施設として位置づけられることとなる。囲炉裏を設け、内装を施して雰囲気づくりを行う。

 

イ. テントサイト

 

●2〜3人用のテントが3張程度張れる平場を確保する。インディアンテントと併せて30人程度の子供が同時に宿泊できるようにする。

 

●キャンプ村の雰囲気づくりとして、小さなインディアンテントや休憩場所を手づくりして常設にすることも考えられる。

 

事例 インディアンテントの内装の装飾例

<居心地の良いインテリアにする>

●インディアンテント内部にはたき火のカマドをつくる。

●床に落葉や刈り草を敷き詰めておくと冬でも寒くない。

●壁にはバティック(綿のさらさ布)を垂らしておくと居住性がぐんと高まる。

●つるや枝で衣類や燻製などをかけたりできるようにする。

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資料)中川重年、鶴岡政明(1997年)

『森の手入れ、森のあそび』(社)全国林業改良普及協会

 

 

 

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