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●当面、男衾の公園において展開すべき事項を整理すると、次のようになる。

 

ア. (仮称)寄居エコロジーパーク構想書の作成

 

●対外説明用に本計画で作成したイメージ・パースを利用して、パンフレット風の構想書「(仮称)寄居エコロジーパークの構想」を作成し、地元男衾地区住民や行政などの関係者へ配布する(配布前に借地について地権者との合意が必要)。

 

■パンフレットの構成例

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イ. 公園エリアの拡張・用地交渉

 

●現在よりも多様な活動を行えるように公園エリアを拡張することにする。拡張は、土地利用計画 (P.135参照)にしたがって行うことにし、休耕田、残土埋め立て地、竹林部分の土地を借りる交渉を進める。地権者との交渉にあたっては、上記の構想書をもとに説明する。地権者との話し合いを経た後で、必要な修正を行い一般配布用の構想書を作成する。

 

ウ. 借地代の工面

 

●約1.1haの拡張で、借地代が1m2当たり40円とすると、約50万円の借地代が新たに発生することになり、この資金調達が問題になる。現在の会の財政状況からみると、積立金160万円を取り崩していけば、3年間はやっていけるが、これでは後がないので危うい。したがって、次のような視点からの検討が必要である。

 

a. 町役場に相当分を助成してもらう

・町は、この土地から固定資産税を徴収しており、会が地権者に支払う借地代の一部は町の収入になるので、これを還元してもらう。当公園自体は、町全体で不足している公園緑地を補うものであり、公共の福祉の一助を担うものであることから当然の措置と考えてもよい。

 

 

 

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