4]農産物販売事業(直売スタンド方式)
ア. 事業の考え方
●この事業もまた従来から行われている方式で、町内を中心とする特定の無農薬・減農薬生産方式の農家グループと契約し、その生産物(有機農産物など)を道路際に直売スタンドを設置して販売する方式である。
●設置場所については、中核拠点となる寄居エコロジーパークの一画が適当である。しかし、付近に男衾農協の直売所があり、競合する可能性があるので、男衾農協直売所と差別化できる工夫が必要である。
イ. 事業の推進方法
●農家グループとの契約や設置場所づくりにはそれほどの時間はかからないであろうから、短期的に着手できる事業である。
●男衾地区の農家の協力を得て、有機農産物を中心に販売するのがよいが、常設販売は、スタッフの手配が難しいことから、土・日の販売が適当であろう。売れ行きは、男衾農協直売所との競合の関係もあり、労力がかかる割にはほとんど収益は見込めないことが予想される。ある程度の収益(年収500千円程度)をあげるには、1日当たり100人程度の客が来なければ難しいであろう。