●概算施設整備費は、エコハウスを除くと合計で約450万円となる。エコハウスについては、自力建設の場合で約500万円を想定する。年間の借地料は、現在約500千円であり、今後、休耕田や斜面林を2,000m2借りたとすると、約500千円の追加が必要となる。
●施設整備は“資金調達可能性”、“技術力”、“社会的貢献性”などの観点から優先順位をつけて実施する。エコハウスなどは長期的展望の下で整備を行なう。
ウ. 管理・運営内容
a. 運営内容
●常設展示の充実によって訪問者がいつでも情報を得られるようにする。
●環境学習活動事業や農家との連携事業などの収益事業を行ない整備費、活動費、専従スタッフの給与を捻出する。
●年3回程度のイベント・行事を実施し、情報発信やPRを行なう。
b. 管理内容
●ボランティアによる管理を行ない、月に1回は全員で管理作業を行なう。
●将来的には原則として雨水・自然エネルギーによって必要な水・エネルギーをまかなう。
c. 事業推進および管理運営の仕組み
●事業推進、管理運営はプロジェクトごとにチーフを決め、原則としてその人が中心となって作業計画の作成、会員への案内などを行なうというプロジェクト方式で進める。
●事業収益が得られるようになった段階で、有償スタッフを増やしていく。将来的には、管理運営の中核を担う専属常駐の専従スタッフを置くことも検討する。
●計画内容は、常に会報や看板で公表し、少なくとも年に1回は、計画内容を見直す機会を設ける。できれば、それを総会の場で行う。