エ. 生き物
●町は日本列島のほぼ中央にある山地と平野の境に位置するため、生息動物は、南方系と北方系の動物、または、山地性と平地性の動物が混棲しており、種類数が県内でも比較的豊富である。
●近年の傾向としては、生息動物の種類は、割合多いものの個体数は減少しており、その傾向は特に大型哺乳類で著しくなっている。一方、ヒヨドリやマルカメムシなどは環境の変化から増加傾向にある。また、一時は少なくなっていたホタル・イナゴ・ドジョウなどは、農薬の使用制限などにより再び増加傾向にある。
●生き物の中で、全国的にみても希であり、県内で寄居町のみで発見されているものとして、ヒカリミミズ・アツブタガイ・アライヒシモンヨコバイ・アヤヘリハネナガウン力・キユビギングチ・ナンブアシブトコバチなどがある。