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13・5 散布図

店内への入店者数とか、1日の売上高が日によってどのように推移しているかをみるためには、折れ線グラフを作ればよい。またこれらの特性値が営業店ごとにどのように違っているかをみるには棒グラフを描けばよい、しかし、このような1つの特性値の大きさだけではなく2つの特性値間の関係すなはち入店者数によって売上高が変動するかを調べたい場合がある。このような、対応のある2種類の特性値xと特性値yの間で、xの変化に応じてyが変化する場合、両者の間には「相関がある」といい相関の有無を統計的に判断する方法を「相関分析」と呼ぶ。

「散布図」は「対になった2組のデータをxとyをとり、グラフ用紙のヨコ軸にデータxをタテ軸にデータyの値を目盛りデータをプロットしたもの」である。散布図上の点の散らばり方によって、相関関係の有無を知ることができる。

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