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13・3 グラフ

QC7つ道具の1つであるグラフがよく使われるのは「読む時代から見る時代」へ移行したからと言われている。

目的もなくデータを集めても、それは単なる数字の羅列であり、それらの数字が何を意味するのかなかなか理解できないものである。数字の羅列から傾向や大小関係を理解し判断することは難しくうっかりすると間違ってしまうこともある。こんな時グラフ化されていれば、ひと目で理解や判断が可能となり状況や実態を迅速に正確につかむことができるのである。

グラフとは「データ(数字)の統計解析の結果をひと目で判るように図示したもの」である。つまり、人間の視覚に訴え、より多くの情報を要約して、より早く、正確に伝えられるようにデータを図示したものがグラフである。グラフ化は次のような効果がある。

?@数字の視覚化     ?A直観的な把握    ?B読む労力からの開放

?C興味の喚起       ?D作成が簡単

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