第11章 ブロック分割の検討 11・1 ブロック分割時の基本事項 ブロック分割はブロック建造法の基本である。分割方法・建造法は各々の造船所の設備と諸条件に最適のものでなければならない、一方、船台作業の能率は非常に低く小組立・大組立・船台の生産性の比は5:3:1とも10:5:1ともいわれている。 従って、「搭載クレーンと組立工場の能カ一杯のブロック重量・サイズを求め、船台作業を如何に最少にするか」を基本とし、次のことを考慮しながら行う必要がある。 ?@クレーン能力とリーチ及び揚程。
第11章 ブロック分割の検討
11・1 ブロック分割時の基本事項
ブロック分割はブロック建造法の基本である。分割方法・建造法は各々の造船所の設備と諸条件に最適のものでなければならない、一方、船台作業の能率は非常に低く小組立・大組立・船台の生産性の比は5:3:1とも10:5:1ともいわれている。
従って、「搭載クレーンと組立工場の能カ一杯のブロック重量・サイズを求め、船台作業を如何に最少にするか」を基本とし、次のことを考慮しながら行う必要がある。
?@クレーン能力とリーチ及び揚程。
a)揚程を検証する時はアイプレートの位置・ワイヤーの吊り角度及び船上の艤装品などを考慮する。 b)ブロック反転時のクレーン能力の検証。 c)建屋内でブロックを製作する時は、建屋内のクレーン能力の検証。
a)揚程を検証する時はアイプレートの位置・ワイヤーの吊り角度及び船上の艤装品などを考慮する。
b)ブロック反転時のクレーン能力の検証。
c)建屋内でブロックを製作する時は、建屋内のクレーン能力の検証。
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