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大潮(おおしお):潮の干満の差が大きな状態をいいます。新月や満月の前後数日間のことを言います。

小潮(こしお):潮の干満の差が小さい状態をいいます。月の形状が半月になる上弦や下弦の前後数日間のこと。

中潮(なかしお):大潮と小潮の間の期間です。

長潮(ながしお):上弦、下弦を1〜2日過ぎた頃、干満差が一段と小さくなり、満潮・干潮の変化がゆるやかでだらだらと長く続くように見える小潮末期のこと。

若潮(わかしお):小潮末期の「長潮」を境に大潮に向かって、潮の干満差が次第に大きくなってきます。このように潮が再び大きくなる状態を「潮が返る」ということで長潮の翌日を「若潮」と呼んでいます。

若潮は潮変わりという呼び名もありますが、東日本地方ではあまり使われていないようです。

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