リクエストがある場合はその都度伝送する。
(4) 通信系の使い分け
通常Nスターを主として利用し、サービスエリア外ではインマルサットAを利用する使い分けに対応する。
(5) データ伝送方法
データ伝送方法は以下のとおりである。
1. 任意に設定したインターバルで自動的に伝送する。
2. 陸上からの指令で任意の時刻に伝送する。(平成10年度実施)
また、複数船舶とのデータ伝送を考慮したシステム設計を行う。そのため、陸上からの各船舶ヘリクエストを行い伝送させるか、タイムシーケンスを組み、それに従って各船舶より伝送させる。
(6) データ圧縮とエラー訂正について(平成10年度実施)
ADCP、XBT等の各センサーから取得したデータのほとんどはアスキー形式になっているが、その中身には、不必要なデータもあるので編集して必要最小限なデータサイズに小型化をはかる。さらにソフト的にデータ圧縮(符号化)して伝送することにより、伝送効率(転送速度)の改善が見込まれる。
本研究では、最初編集されたアスキーデータの伝送を行い、漸次データの圧縮、圧縮データの伝送、受信データの解凍、伝送データのエラー訂正等について検討していく。
(7) データ伝送部
船舶に設置されているNスター/インマルサットAを使用する。
(8) Nスター関係
NCU(Network Contorol Unit)
対応NCU | NST-2号マルチアダプタ | 日本船舶通信KK |
| NST-3号マルチアダプタ? | 日本船舶通信KK |
| GN-020AD | 技研電子KK |
PBユニット | FJSIIPBU | NTT DoCoMo |
モデム | MNPプロトコルをサポートしたものを設備する。 |