日本財団 図書館


2.3.2 データ伝送

船舶搭載部で集積された表2-1.収録項目に示すデータをNスター又はインマルサットAを使用してNTT回線を経由して陸上システムに伝送する。

 

(1) データの編集

ADCP 観測機器からの出力データを編集する。
XBT所定層、特異点を水深、水温生データから計算して編集する。
CTD観測機器からの出力データを編集する。
NAV日時、船位、気象データ、波浪等航海データ
GPS受信機、気象計器等の出力から編集するもの及び手入力(うねり、波浪等)。

 

008-1.gif

 

記録量

それぞれ1日当たりの記録量は以下のとおり。

観測データ 350KB
伝送データ270KB
その他
  計1MB

 

(2) 伝送データの収録

観測したデータは項目毎に編集し伝送データとしてハードディスクに収録する。行動中の伝送済データは全てMO(光磁気ディスク)へ収録する。

 

(3) データの伝送フォーマット

ハードディスクに収録された内容を伝送フォーマット表に従って編集する。データの伝送は指定したインターバルで送信するが、通常は毎日定時刻に送信する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION