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7)Port Service Boat 3隻とSpeed Boat 2隻をOECFの借款で購入する。現在業者選定中。

8)中央港区の荷役設備は、ロシア製岸壁クレーン4基、80 ton Floating Crane、コンテナ用スタッカー、フォークリフトなど。

 

(8)PORT AUTHORITY OF QUAN NINH

 

1)同局は、中央政府Vinamarineの出先機関であり、クヮンニン省内の港湾の行政的管理を行っている。

2)クヮンニン省内の港湾はほとんど専用港であり、これらの実際の管理運営は港を使用する各企業が行っている。同局はこれらの企業から港湾施設の使用料を徴収する。

3)クヮンニン省を通過する貨物の量は年間500万ton。(石炭400万ton、石油100万ton)

4)カイラン港の建設計画の責任はVinamarineが負っており、同局はカイラン港建設委員会にオブザーバーとしてVinamarineの代理で出席している。

カイラン港が完成すると港は同局の所有物となる。これを企業にリースすることとなるが、実際の港湾運営にはタッチしない。

5)同局の収入源は、バース使用料、倉庫使用料、航路通航料、入港料で、これらからメンテナンス費用を差し引いて残りを中央政府に上納する。

これは、Port Authority of Quan Ninhにのみ適用されている新制度である。

6)作業船を所有していない。

7)同局管内には世界遺産としても登録されている風光明媚なハロン湾があるが、油回収船は配備されていない。

 

(9)JAPAN INTERNATIONAL COOPERATION AGENCY (JICA Vietnam)

 

1)日本のヴィエトナム向けODAの優先分野:

?@ 人的資源の開発とそのための公共機関の建設(特に市場経済への移行に関連するもの)

?A 経済関係インフラの整備(特に電力および輸送の分野)

?B 農業の振興(特に農業インフラの整備および農業技術指導)

?C 教育および保健分野

?D 環境保全(森林、都市開発、公害防止)

2)ヴィエトナムにおけるJICAの主な活動(以下は港湾関係のみ)

?@ Development Study (F/S=Feasibility Study,M/P=Master Plan Study)

 

 

 

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