6. 作業船の整備計画
6.1 新造計画
今回行った調査の質問表への回答によると、RUKINDOは下記の浚渫船の購入を計画していることが分かった。
(1)φ300mm-Under Water Crawler : 3隻
(2)27”-Cutter Suction Dredger : 1隻
(3)27”-Bucket Wheel Suction Dredger : 1隻
(4)500m3-self Propelled Split Barge : 3隻
(5)20Ton-Crane Bargr : 1隻
(6)10”/12”-Cutter Suction Dredger : 5隻
(7)18m3-30m depth Clamsheel Dredger : 1隻
(8)1,000m3-Self Propelled Split Barge : 1隻
(9)Backet Dredger : 1隻
上記は、1997年度5ヵ年計画書(Blue Book)に載る予定であるとのDGSC担当官の発言があった。
6.2 浚渫船改造計画
上記浚渫船購入計画同様、今回の質問表への回答によると、下記の浚渫船改造を完了している。
(1)バケット浚渫船”Agung”を1996年に、サンドポンプ浚渫船に改造。
(2)バケット浚渫船”Merapi”を1992年に、サンドポンプ浚渫船に改造。
なお、今後の改造計画についての回答は、得られなかった。
6.3 その他の作業船の整備
浚渫船以外の作業船の整備については、港湾管理者が行う港湾サービス用船(引船)があるが、数は少なく管理者が直接発注を行っている。
また、多数ある特定港湾にも、港湾サービス用船が整備されているがこれらは、当該プロジェクトの施設の一環としてまとめて発注される機会が多い。
また、港湾施設建設用作業船については、国及び国営株式会社が整備する計画はなく、小規模のものは国内民間業者、大規模なものは外国建設業者船に依存しているようである。