ここにT;トルク(kg・m)
IL;負荷電流(A)
E;端子電圧(V)
Wo;無負荷損(W)(測定時の回転速度における)
Wco;電機子回路銅損(W)(測定時の電機子温度における)
WB;ブラシ損失(W)
N;回転速度(rpm)
(「)電機子の電流による場合
トルクは,電機子電流と主磁束の積により求められるから,界磁電流を一定に保ち,負荷電流により磁束の変化がないと仮定すれば,トルクは負荷電流に比例すると考えてよい。しかし実際には,負荷電流が増加すると電機子反作用で主磁束は減少し,トルクも減少することに注意しなければならない。いま界磁電流を定格値に保ち,定格トルクをT1とすれば,任意の電流に対するトルクは次の式により求め得る。