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7.3.1 機関部警報

機関と電気設備について不良やその他の異常状態を示す警報で、一般的に、機関制御室に集中監視装置を設け、主機、補機、発電機の各部の温度・圧力・液面などの異常及び重要補機の運転状態などを監視・記録している。データロガーのシステム構成の一例を<図7.3.1>に示す。

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異常・運転状態の表示を行なう可視表示器の色彩及び動作、並に可聴警報器の動作については、JISF 0412-90に記載があるのでそれによること。

警報しなければならない項目は、機関区域無人化船等の規則や船級協会に規定されているので注意を要する。

また、集中監視方式を採用する場合は、関連規則などにより、機関制御室以外の場所に次の警報装置を設ける必要がある。

 

 

 

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