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4-2 設置形式別にサイン種類を想定する

 

4.1の表示用語一覧と3-2で想定した設置形式などから判断し、設置形式別にサイン種類を想定したものをサイン種類想定図(図9)に示す。

 

5. 配置計画案の検討

 

5-1 表示情報分析に基づきサイン種類を設定する

 

表示情報分析に基づき設定した横浜ターミナル駅におけるサインの種類を、サイン種類一覧表(図10)に示す。

 

5-2 個別サインの設置位置と配置間隔を設定する

 

移動に沿って情報表示の連続性を確保するために、設置位置や配置間隔を設定する。その際、自立型である案内サインとサブ誘導サインは、集約させてインフォメーション・ゾーンを形成することとした。個別サインの位置と表示文面をサイン・プロット図(図11)に示す。

 

6. 本体形状の検討

 

6-1 サイン種類別に視認条件を検討する

 

横浜ターミナル駅の空間条件のもとで、遠距離視認型のサインの視認条件を検討すると、サイン本体の天地寸法は必然的に600mm以下となる。近距離視認型のサインは、視認距離を1mとすると、通常の立位の人と車イス使用者の双方を勘案して、B1判程度の天地寸法で最大掲出高さ1750mm程度となる。

 

6-2 サイン種類別に本体形状を設定する

 

視認条件や表示情報分析に基づき表示面寸法の大枠を定め、本体外形を設定したものをサイン種類別本体外形図(図12)に示す。

 

7. 表示面モデルの検討

 

7-1 書体・色彩・シンボルなどの表示要素を設定する

 

表示書体を遠・中距離視認用(誘導サイン)、近距離視認用(案内サイン)それぞれ和文、英文ともに選択し、表示書体見本(図13)と和文・英文組合せ見本(図14)に示す。グラフィックシンボルについては国際的にコード化されているものに基づいて選択し、グラフィックシンボル見本(図15)に示す。また、書体、グラフィックシンボルのそれぞれのモジュールをメッセージサイズモジュール表(図16)に示す。色彩については、コード色を含めて選択した色彩を使用色彩一覧表(図17)に示す。

 

 

 

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