1983年 東京大学教養部講師
1984年 東北大学教養部講師
東北大学教養部助教授、同文学部助教授を経て
1997年4月より現職
専 攻 環境社会学、社会変動論
主 著 『脱原子力社会の選択』(新曜社)、『社会学入門』(放送大学教育振興会)、『地域の交通と市民のくらし-仙台市地下鉄の影響-』(共著、ぎょうせい)、『甦れ地域バス-交通エコシステムへの提言-』(共著、宮城交通労働組合)ほか
長谷川:
後半のパネルディスカッションを始めさせていただきます。パネルディスカッションは、色々なやり方があるんですけども、今日はですね、先程、丸山先生と北條先生に大変わかりやすくですね、交通安全と自動車にかかわる環境問題についてですね、一体何が問題なのか、何が原因になっているのかですね、それから対策はどうあるべきなのか、ということについて問題提起をいただきました。
このお二人の問題提起を踏まえまして、それぞれ最初の私の主催者代表の挨拶でも述べさせていただきましたけれども、今日のパネルディスカッションといいますのは、色々な立場の方々、出澤さんはJAFということで、私たちはドライバーの代表ということでお話をいただきますし、それから入間田さんには、市民代表環境グループ代表ということでお話いただきますし、それから大石さんには、仙台の経済界、企業、ビジネスの代表としてお話いただきます。
また、大槻さんには、日本にいる外国人のまなざしでもってお話をいただくわけです。
こういう様々な立場からですね、お二人の専門家の問題提起を自分達はどう受け止めたのか、また、それぞれ色々な立場でですね、この交通安全と環境問題について非常に長く拘りを持ってこられた、日頃からこの問題をよく考えている4人の方に、その専門家のお二人とともにお集まりいただいたわけであります。
それぞれご自分がどういう活動にですね拘ってこられたのか、そしてそういう活動の中でどういう問題に直面しているのかということを含めまして、まず、4人の方にですね、お二人の問題提起を受け止めての感想なり、あるいは日頃感じていることをお話しいただきたいと思います。
それでは、北條先生のお隣りの出澤さんからお願いいたします。出澤さんどうぞ。
出澤:
はい。出澤でございます。よろしくお願いいたします。このような席に始めて出席させて