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・ 天水空港の民間航空機使用への解放を進める。

・ 武威、張掖、酒泉の各軍用空港を観光チャ−タ便の発着に解放する。

3) 鉄道

・ 蘭州−島魯木斎間の蘭新鉄道の複線化が完了(後に電化)。

・ 蘭州−西寧、蘭州−銀川間に旅游専用列車が導入された。

・ 1992年7月に導入された蘭州−烏魯木斎間の「シルクロード旅游専用列車」(不定期)の運行継続。

4) 道路

・ 蘭州−致煌闇の道路(全長1,124?)は、1992年に整備の後、時速80?での走行が可能。

・ 蘭州−天水、蘭州−平涼、蘭州−甘南間の道路は国家2級標準路面と認定された。

・ シルクロードからの支線道路、劉家峡−柄霊寺石窟の道路を早めに開通させる。

・ 天水−九塞溝(四川省)、蘭州−夏河−九塞溝の道路を開通させる。

5) 通信

観光都市内、観光都市間、及び国際間の電話線網を改善し、その交信機能を高める。

6) 宿泊施設

・ 現在、観光ホテルは39軒あり、そのうち4つ星は1軒、3つ星は6軒、2つ星は18軒、1つ星は2軒ある。その8割が河西回廊に集中している。

・ 「九五」期間に新築ホテルは5軒(★★★2軒、★★3軒)。

7) 観光バス

・ 現在、545両があり、座席数は7,783席を有する。

? 新疆ウイグル自治区

1) 指導思想

・ 国の『国民経済・社会発展の「九五」計画と2010長期目標』、国務院が許可した「西北地区の経済計画」、自治区の「改革開放による経済発展の加速決定策」の主旨に基づいて、観光開発を行う。

・ 観光業を先導産業として、優先的に発展をさせる戦略を図る。

・ 観光資源の開発と経営、管理において閉鎖的な観念を取り除き、地方の文化、民族、風土を尊重し、経済発展、社会貢献、持続的な環境保全の三大効果を狙う。

・ 自治区の観光収入を高め、21世紀の中国観光産業において自治区が戦略基地となることを図る。

2) 航空

・ 鳥魯木斎国際空港の拡張工事(3,600mの滑走路と45,000m2タ−ミナルビル)進行中(円借款にて)。既存の滑走路でもイリュ−シン86(ロシア製大型旅客機−320席)が発着可能。

・ 庫車空港の滑走路改良を早めに実施(簡易舗装からコンクリ−トヘ)。伊寧空港の滑走路をボ−イング737機離着陸可能に改善する。

・ 新疆航空公司(1985年創立)は、使用中の旧ソ連製旅客機12機を2〜3年以内に西欧の機材にする。ボ−イング737を2機所有《その1番機(B-757)は'97年11月に就航予定》

・ 自治区内の庫爾勒(コルラ)、庫車(クチャ)、阿克蘇(アクス)各空港の短距離滑

 

 

 

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