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病度があるのを見たら,何らかの原因による免疫低下があるのではないかと疑う一つのサインになります。

舌の側面にこういう毛ばだったような変化がある場合,毛状白板症というのですが,これはAIDSの前駆症状的な段階でしばしば見られます。EBウイルスによるものといわれています。

米国ではAIDS患者のためのホスピスがたいへん多くなっています。また,どの段階でホスピスに入るかというのは判断がむずかしいと思いますが,患者や家族からそういうケアを希望して入る人も多いようです。

日本でも緩和ケアの対象者には癌のほかにAIDSも含まれますから,今後いろいろと問題も出てくるのではないかと思います。

では,私の話はここで終わります。

 

 

 

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