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ライフサイエンスシリーズ「ナースのための最新感染症学」

 事業名 保険医療に関する教育及び調査研究
 団体名 ライフ・プランニング・センター 注目度注目度5


も感染を起こします。もう一つは神経系の細胞にもこのウイルスは親和性があるのです。星状神経膠細胞や稀突起神経膠細胞といって,いわゆる神経細胞の間を取り巻くような細胞なのですが,これに親和性があって徐々に破壊されるのです。さらに二次的に神経細胞が破壊されてきます。ですからAIDSがかなり進んだ末期的段階では,しばしば痴呆が起きてきます。また先天性の感染では生まれた児に精神運動発達遅滞がしばしば見られます。これはHIVによる神経系の障害のためです。そのほか網膜や皮膚の細胞からも検出されています。

 

6.HIVによる免疫系の異常

HIVによる免疫系の異常としてはまずCD4リンパ球の異常と減少があります。CD8リンパ球の異常,それからBリンパ球の異常,単球,マクロファージの機能と不全,ナチュラルキラー細胞の異常,つまり細胞性免疫の低下が起こります。また液性免疫,すなわち正常な免疫グロブリンの産生能の低下もAIDSが進行すると起こってきます。つまり両方の系統の免疫が低下するのです。

 

7.HIVに感染するリスクのある人

どういう人がHIVに感染するリスクがあるかというと,一つは男性同性愛者および両性愛者です。男性同性愛者は大勢の不特定多数の人を相手にすることが多いようですが,それが感染者が多い原因とされています。また直腸粘膜は傷つきやすく,出血しやすいこともウイルスの侵入が助長される要因だと思います。

また,不特定多数の人と異性間性交渉のあった人,静注麻薬の使用者,それから1978年から1985年までの間に血液凝固因子製剤の輸注,輸血を受けた人もリスクがあります。現在はスクリーニングを行って,HIV

 

 

 

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