日本財団 図書館


5 閉会挨拶

 

財団法人 全国統計協会連合会副会長 工 藤 弘 安

全国統計協会連合会におきましては、日本の統計の諸問題というテーマで毎年1回、国内のシンポジウムを開催してまいりました。本年は特に、もう少し広い視野で、日本という国境にとらわれないと言いますか、各国の共通問題としての統計の問題ということで、何かそういうことを議論する機会を持つことができないだろうか、ということを考えまして、只今お話がございましたオーガナイジングコミッティ・チェアマンでございます溝口先生にお願いいたしまして、このような国際シンポジウムを初めて企画させていただいたような次第でございます。

事務当局といたしましては、このような国際シンポジウムに果してどのくらいの参加者があるものかということがまったく予想がつきませんで、これがもっとも頭の痛いところでございました。実際に蓋を開けてみますと、このシンポジウムは200名の定員でございますが、これを大幅に上回るお申込みがございまして、実はお断りした方々も相当いらっしゃいます。主催者としましては、大変嬉しく存ずるとともに、また、お断り申し上げた方々には申し訳なく存じているような次第でございます。

本日このように盛会裡にシンポジウムを終えることができましたのは、申すまでもなく、ひとえに溝口先生はじめアジアの暑い国々から、この少々天候もまた経済も冷え冷えとした日本にお越しいただきましたアジア諸国の諸先生方、それから国内からご参加いただきましたアジア太平洋統計研修所の所長さん、大学の先生方、日本銀行の先生、これらの方々のご尽力によるものと思います。ありがとうございました。

それから、ご参会の皆様方には、きょう朝早くから一日大変お疲れのなかをご静聴いただきまして、大変ありがとうございました。それから、最後になりましたが、このシンポジウムを舞台裏から支えていただきました同時通訳の皆様方、それから、この会場の設営その他につきまして、お手伝いいただきました事務局の皆様方に厚く御礼を申し上げたいと思います。

それでは、国際シンポジウム「アジアの持続的発展を支える統計を考える」をこれで閉会にさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION