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1-2.トランシップ貨物の推移

神戸港では、釜山港コンテナターミナル供用等の影響を受けながらも、震災前において、トランシップ貨物量を増加させてきた。この間、主要仕出・仕向地域はアジア〜北米間であった。近年、中国〜北米間のトランシップ貨物、アジア〜アジア間のトランシップ貨物が、神戸港のトランシップ貨物の増加を牽引していた。

震災の生じた1995年には、神戸港のトランシップ貨物量は43%(94年比)となり、1996年には66%(94年比)に回復したが、1997年には再び44%と減少に転じた。トランシップ率についても、同様に1996年には少し回復したが、1997年には再び下がり、輸出で17.4%、輸入で16.1%となっている。

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