1 地域防災計画書等の各種防災計画書
(1)地方公共団体内の地域防災画策定業務の省力化・効率化・高水準化
・地域防災計画の内容に関するデータの所内(オフィス内)におけるデジタル化・共有化を推進することにより,計画策定業務の省力化,効率化が図られ,計画内容の高水準化を支援できようになる。
・計画内容をデータベースやハイパーテキスト化し,適宜その内容を検索・点検することにより,対策実施部課別の所掌業務の概要を抽出したり,調整を要する関係部課と活動実施時期等を確認できるなど,新規計画の策定レベルや見直し内容が高度化する。
(2)庁内各課の防災業務への活用可能性の拡大
・平常時の予防業務や災害発生時の活用過程においてデータが容易に活用できるようになり,防災対策の効果を高めることが可能になる。
・さらに,これらのデータをベースに地方公共団体の防災診断システムに発展させることが可能になる。
(3)地方公共団体間の計画策定内容のデータの共有化促進
・各地方公共団体の計画策定事例が相互に共有・参照可能な状況になることにより,お互いの策定する計画自体が高度化・高水準化する。
・優良な計画事例をデータベース化し,最新かつ優良計画データを蓄積し,適宜発信することにより,計画策定データの地方公共団体相互の共有化が進む。