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? 権限なき行政への道

 

? なかでも戦後、あらたに統治団体としての性格を明らかにした地方自治体のもつ条例制定権を十二分に駆使しつつ、そのなかに”神戸市民一人一人の願い”を吸いあげながら、“権限なくして実績をつくり、政府を先導してゆくことの可能性”をさぐる。

(石崎宣雄著地方自治の実績P38)

? “国民の生命を守るのは国の責任、しかし国がやらないのなら私がやります。国はあとからついてきますよ”

(岩手県沢内村 深沢村長)

 

? “住民の価値観と行政の価値観の一体化を住民参加という”

(岩手県沢内村 太田村長)

 

? “国から補助金が止まろうが、行政指導があろうが、沢内に必要なことはやる”

 

? “何もないと思っていた池田にも山ぶどうがあった”

(池田町丸谷町長)

 

? “国に依頼しなくとも地方自治は成り立つ。丸谷が革新だからというのではない。

池田の町民みんなが考え、行動し、国依存の意識を打破すべきだという確たる信念から、池田の独創的な町づくりはスタートした”

 

? 丸谷の手掛けたのは“まず役場職員の意識改革”“国から与えられた3割自治の返上”である。

 

? ハーフ・ハーフの原則導入

 

 

 

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