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市町村施策発表

 

「真正町」

 

発表者 真正町助役 林 藤一氏

 

発表者紹介

昭和13年7月6日生まれ

住民・建設・総務・産業各課長を歴任後、平成7年7月より助役。青年時代には真桑人形を操り指導も行ってきた。

現在、保存会の会計として活躍している。

 

活動事例概要

300年の伝統を持つ郷土芸能「真桑人形浄瑠璃」を住民自らの手で保存・継承しようと、昭和27年3月に「真桑文楽保存会」が結成された。

高度経済成長期には、農村生活も変貌し、人形浄瑠璃に対する人々の関心が薄れた時期もあったが、昭和50年代になって婦人部・青年部が結成され、また、昭和59年には、国の重要無形文化財に指定された。

現在は、地元子供会や、小中学校の真桑文楽同好会への定期的指導など後継者の育成にも力を注いでいる。

さらに、今年度は日本の文化を紹介し、他文化との交流を図るためジャパンウィークに参加する。

町においても保存会の設立後、27年度から、活動費補助金を交付しているほか、平成6年には農村文化伝承施設「真正町文化ホール」を整備し、保存会の活動支援を行っている。

 

 

 

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