基調講演
「まちづくりは住民と行政との共同作品である」
講師 青森県コミュニティアドバイザー 石崎 宜雄氏
(元青森大学社会学部長)
講師紹介
大正6年 埼玉県生まれ。
昭和16年 東北大学法学部卒業後、東北大学助手
昭和23年 青森師範学校教授
昭和24年 弘前大学教育学部助教授
昭和31年 弘前大学教育学部教授
昭和58年 青森大学地域問題総合研究所長
昭和61年 青森大学社会学部長
現在は青森県コミュニティアドバイザー、日本広報協会技術顧問、明日の青森県を創る協会長など数多くの要職に就任。全国で活躍する地方自治、コミュニティの権威である。
著書は「地方自治の実践」「地方自治を創る」「町村合併と弘前市」「近代化の中の青森県」「明るい選挙のむこうに、明るい町がある」「青森県の社会」など。
? まちづくりは住民と行政との共同作品
・ 行政に「ああしろ、こうしろ」と言う前に、まず、私たちで2〜3年もやれば、行政はあとからついてくる。
・ 住民の動きを見ながら、行政に取り入れるかどうか判断する。
このふたつの糸がお互い交錯して、一本に寄り合わされ、行政の側だけではとても考えが及ばない“市民生活に密着し、実践の伴った”行政の流れを作り出すことができるようになってくる。
まさに知性ある住民組織にフィードバックされた行政、住民主導型の地方自治への転換を成し遂げる。
(石崎宣雄著 地方自治の実践P40)