-2 普通の手溶接に対する試験片の厚さは、実際の工事に用いる材料の厚さが19?以下の場合は9?、19?を超える場合はその最大厚さと同一とすること。ただし、25?を超える必要はない。
-3 半自動溶接及び自動溶接に対する試験片の厚さは、実際の工事における各種開先形状の範囲の最大厚さと同一とすること。
-4 管径により、-1.に掲げる試験片の採取が不可能な場合には、厚さ19?以下のものにあっては表曲げ試験及び裏曲げ試験片を各一組に、また19?を超えるものにあっては側曲げ試験片を2組に減じても差し支えない。
3.1.3 試験片の寸法
各試験片の寸法については、JIS Z 3121「突合せ溶接継手の引張試験方法」、JIS Z 3122「突合せ溶接継手の型曲げ試験方法」及びJIS Z 2202第4試験片によること。ただし、板の場合の衝撃試験の開元形状及び切欠きの位置は、次に掲げるとおりとし、かつ、切欠きの位置ごとに試験片各3個を採取すること。
-1 開元形状は、片開先とすること。ただし、開元角度は、適当でよい。