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(2)高速警備救難艇

海上保安庁の警備救難活動において使用される高速警備救難艇には、いついかなるときにも出動できるよう凍結防止装置が装備されている。

パネルヒータによる加熱方式が採用されており、ガスモニター、エンジンキーに関連して動作し、さらに排気ファンも連動するよう自動制御されている。

ガスモニターで、艇内に引火性ガス等が充満していないかどうかを検出すると共に、排気ファンで引火性ガスの排除や換気を行い、パネルヒータの熱による引火を防止している。

図4-1-4に高速警備救難艇の例として、海上保安庁の7m型高速警備救難艇を示す。

図4-1-5および図4-1-6に高速警備救難艇の凍結防止装置の例を示す。

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