(3)国内の造船業及び他産業におけるプロジェクト研究開発調査
国内の造船業については、主に運輸省の次世代船舶研究開発促進制度に焦点をあて、特に新形式超高速船(テクノスーパライナー)の研究開発経緯等について調査した。
他産業については、委員会での審議結果に基づき、建設、航空機、電子・機械、運輸の4分野に焦点をあて、主にプロジェクト研究開発の事例調査を行った。
(4)諸外国における造船技術に関する研究開発の現状調査
ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、ドイツ、イギリス、フランス、アメリカ、韓国の8ヶ国における造船技術の研究開発の概要を調査し、特に産学官、あるいは国際間での連携による共同研究開発がさかんで、ユニークな研究開発機関が存在する北欧3ヶ国に対する現地調査を実施した。現地調査の実施状況は、表1-4に示すとおりである。