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を表4.6.6に示す。水分値換算の際の通過重量百分率には、この表に示す値を用いる。

 

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4.6.8.篩上試料の最大水分値

4.6.5節で述べた通り、水分値の換算のためには、大きな粒子については、その内部に含むことのできる最大の水分値を調べ、この値を用いることが妥当である。そのため、粒径19〜100mmの試料及び6.7〜19mmの試料が含むことのできる水の量を調べることを目的として、以下の実験を実施した。

(1)試料を濯いでから水に浸す。

(2)試料を水に浸したまま、放置する。その際たまに、バケツを揺する、水を変えるなどして粒子間の気泡を抜く。

(3)試料の粒子の表面の水をペーパータオルでふき取りながらバットに移し、水分値を計測する。

粒径19〜100mmの試料は5日間、6.7〜19mmの試料は2日間水に浸した。この方法で計測した水分値は、粒子の内部、即ち粒子間以外に含むことのできる最大の値と考えられる。実験結果を表4.6.7に示す。

 

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