2.IMO・DSC対応
2.1.委員会開催等
IMO対応委員会の下に危険物部会及び特殊貨物部会を設け、IMO・DSC小委員会における審議に対応するための検討を行いIMOの委員会へ学識経験者等を派遣した。
特殊貨物部会においてBCコード付録A改正案に関するIMO・DSC編集・技術中間作業部会(E＆Tグループ会合)検討用たたき台を作成し、これに基づきE＆Tグループが付録3のドラフトを作成し同グループの報告としてIMO・DSC小委員会へBCコード付録A改正案を提出した。(付録3参照) また、次章に述べる委託調査「粘着性ばら積み貨物の安全輸送に関する調査研究」内容を審議した。
委員会の開催状況等は次のとおりである。
(1)IMO対応委員会
?第1回会合：平成9年4月23日
?第2回会合：平成10年1月9日
?第3回会合：平成10年2月25日
(2)IMO・DSC危険物部会
?第1回会合：平成9年10月28日
?第2回会合：平成10年1月26日
?第3回会合：平成10年2月25日
(3)IMO・DSC特殊貨物部会
?第1回会合：平成9年7月18日
?第2回会合：平成9年10月3日
?見学会：平成9年11月28日
?第3回会合：平成10年1月9日
?第4回会合：平成10年2月25日
(4)海外委員会派遣
?IMO・DSC編集・技術中間作業部会：1997年9月1日〜10日
派遣者：IMO・DSC危険物部会委員 本庄三郎
?IMO・DSC小委員会：1998年2月9日〜13日
派遣者：IMO対応委員会委員長浦 環
IMO・DSC危険物部会委員 本庄三郎
?IMO・DSC編集・技術作業部会：1998年2月16日〜20日
派遣者：IMO・DSC危険物部会委員 本庄三郎
(5)委託研究の実施
「粘着性のばら積み貨物の安全運送に関する研究調査」の実施について社団法人日本船舶品質管理協会船舶艤装品研究所と当会の間で委託契約を結び調査研究を行い、その中で次のニッケル鉱の揚荷現場における試験を実施した。
? 八戸現場試験実施：平成9年9月16日〜19日
? 日向現場試験実施：平成9年10月6日〜9日
