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4-1 運用・教育

 

アプリケーション・パッケージの利用及び運用のいずれについても、まず到達目標を定め、次いで研修内容を確定した上で、「パッケージベンダー等による教育・研修」を積極的に活用する。不足部分については「自前の研修教材の作成」を行う。

 

アプリケーション・パッケージに限らず、情報システムが円滑に運用されていくためには、ユーザーと運用管理者の双方についての教育・研修が必須である。

新規に開発したシステムとは異なり、アプリケーション・パッケージという完成品の場合にはユーザー教育,運営管理教育のカリキュラムや資料が整っているはずである。(また、できる限りそうしたアプリケーション・パッケージを選定すべきである。)したがって、そうした資料を参考にして、ユーザーと運用管理者のそれぞれが習得すべき目標を検討して、既存の教育研修資料や講義等を積極的に活用する。カスタマイズ部分などパッケージベンダー側の資料では不足する部分については独自に資料を作成する必要がある。

システムの運用と教育に関する経験から、研修内容の設定などは情報管理主管課が中心となって実施する。

 

 

 

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