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◇◇セッション2

環境配慮と企業戦略

〜ごみ減量・ISO14000・社会貢献〜

 

助言者

小幡範雄 立命館大学政策科学部教授

コーディネーター

土屋正春 財団法人千里リサイクルプラザ 研究所主担研究員

滋賀県立大学環境科学部 教授

パネリスト

石川迪男 国母工業団地工業会・産業廃棄物処理研究会 会長

石川健治 株式会社竹中工務店・地域環境整備推進室 室長

鈴木 康 トヨタ自動車株式会社・生技管理部生産企画室

佐藤公平 松下電気産業株式会社・環境保護推進室 参事

 

千里サイクルプラザ/市民研究員

山下宗一

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毎日、大量に出されるごみ、この解決は、もはや行政の力量だけでは解決しません。市民、さらに事業者(企業)の参加が不可欠です。

プラザが、市民研究を1992年10月からスタートしたのは、市民が地方自治の主役であり、また、目的を消費者・生活者である市民の意識高揚と、積極的な参加としたからです。その市民研究員も6期生を迎えるまでになり、着実に拡大と質的進化が進んでいます。

市民研究は、文字どおり、市民が生活実感や問題意識を基盤に、自主的に計画・立案・調査・議論を積み重ね、政策提言型研究を行っています。そして、その結果を、地域や社会に発信していくことが問われています。

私は、職業が自治体職員でして清掃工場に配属されております。以前から「行政と市民の関係」「行政への市民参加」などに関心があり、1期から参加しております。

さて、私たちは、いろいろな商品(製品)を買い、受け入れて、今の生活をしております。しかし、それらは、いずれはごみとなっていきます。そういう意味から、本日お集まり下さった皆様には、それを作り出す側として、ごみとならない商品開発、リサイクル、デポジットを含めたリユースの取り組みが問われていることを理解してほしいのです。

ごみ問題の解決には、市民だけでなく事業者の役割が大変重要だと言われるのは、この理由からです。本日は、日本を代表する企業にこのシンポに参加していただきました。各パネリストの発表から多くのことを勉強したいと考え、このセッションを私たちは企画いたしました。それでは、土屋先生よろしくお願いします。

 

コーディネーター:千里リサイクルプラザ/研究所主担研究員

 

土屋正春

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司会の土屋でございます。パネラーの皆様には、本日のシンポジウム開催の趣旨を申し上げましてご出席をお願いしたところ、快くお受け下さり、お忙しいところをようこそおいで下さいました。改めてお礼申し上げます。

まず、深刻さを増す地球環境問題について、具体的にどのように取り組んでいるのかなどについて、概略をご説明いただくこととします。

まず、国母工業団地の石井さんからお願いします。

 

パネリスト:国母工業団地工業会

石井迪男

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山梨県の国母工業団地工業会の石井でございます。国母工業団地は23社が約100万?u、6,000人の規模で企業活動しております。私自身は、横河電機の社員です。(協)国母工業団地工業会の組織機構及び事業について説明(OHP使用)

組織的には23社間に協同組合「国母工業団地工業会」という協同事業基盤があり、産業廃棄物(以下「産廃物」という。)の工業団地内協同処理化について検討がなされてきました。まず、各社内で産廃物を出さない、減らす取り組みを行い、8社がISO14001国際規格の認証取得に取り組んでいます。

次に、全部で五つのステップ構成を考えている共同回収リサイクルシステムの構築について説明します。既に実践されているものと計画中のものとがあります。

第1ステップ:再資源化への取り組みとして、1995年11月より紙類の共同回収リサイクルを

 

 

 

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