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◇◇パネルディスカッション

ペットボトルにみる容器包装

リサイクルの新動向

 

助言者

吉岡祐次 厚生省リサイクル推進室 室長補佐

 

コーデイネーター

吉村哲彦 財団法人千里リサイクルプラザ 研究所主担研究員

金蘭短期大学 生活科学科教授

 

パネリスト

鈴木俊行 東京都清掃局 ごみ減量総合対策室副参事

濱 真理 大阪市環境事業局 減量美化推進課 課長代理

中西 武 PETボトル協議会 専務理事

佐々木恭之助 日本チェーンストア協会 専務理事

功野圭之助 根来産業株式会社 取締役社長室長

川端眞智子 財団法人千里リサイクルプラザ 研究所市民研究員

 

☆ごみ問題は「まったなし」

コーディネーター:千里リサイクルプラザ/研究所主担研究員

吉村哲彦

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今日のコーディネーターを努める吉村でございます。

テーマは、「ペットボトルにみる容器包装リサイクルの新動向」ということです。

容器包装材がごみに占める割合、容積では6割を超えています。

平成9年度も4月から7か月以上過ぎました。

4月から社会問題として取り上げられてきたのは「ごみ問題はまったなし」ということです。

特に次ぎの4点がいつも、テレビと新聞をにぎわせています。

?@ダイオキシン問題

?A4月より「容器包装リサイクル法」によるペットボトルの回収

?B古紙をはじめ再生資源価格の暴落

?Cごみ処理費の有料化

この4つの問題は、複雑に絡み合い「ごみ処理、リサイクル」のあり方を「複雑系」の社会問題にしています。このような社会状況下にあって、ごみ処理、リサイクルは、市民、市町村、事業者のいずれにとっても「緊急性」が高まっています。具体的にどうしていけばいいのか、どのように対応し、どのようなシステムのもとで、だれもが納得して参画できるのか、その方法を「ペットボトル」を一つの題材にして、パネルデイスカッションを進めていきたいと思います。

なお、パネルディスカッションの進め方といたしましては、各パネラーに自己紹介をかねて、現状をまず説明していただきます。それから次に、どのような問題点があるのかを2回目に、3回目に展望を述べていただくという方法で順次進めていきます。

そして、必要に応じて助言者の方からコメントをいただきたいと思います。

では、東京都の鈴木さんからお願いいたします。

 

☆東京都の取り組み

パネリスト:東京都清掃局

鈴木俊行

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東京都の清掃局から来ました。ごみ減量総合対策室の組織の紹介みたいなお話とかあるいは、現在どんなな仕事をしているか。東京都の清掃局がここ1〜2年の間行ってきた仕事を話したいと思います。

まず、個人的なことをお話しします。私は、昭和50年に都庁に入りました。教育畑とか都市計画などいろいろなセクションを経験して、清掃のほうは平成4年の12月に人事異動で清掃局に入りました。それから出先の機関の実際のごみの収集・処理をしているところを経験しまして、現在のごみ減量対策室には昨年の7月から参りました。

清掃局という組織名は、最近では全国の自治体でも使っていなくて、例えば大阪市は環境事業局、吹田市の場合も環境事業部と、厚生省も水道環境部の環境整備課ということで、環境事業ないし環境整備という名称が大多数です。

東京都の場合、昭和31(1956)年に清掃局という名称でスタートしまして、ちょうどこれは「清掃法」という国の法律が昭和29(1954)年に公布され、都も「清掃条例」を同年の29年に作ったわけです。以来41年間ずっとこの清掃局という名称でやってきました。

現在、東京都も清掃事業を特別区のほうに事務事業移管ということで平成12年を予定しているわけでございます。そうなりまして残ったものは、東京都が23区のなかでやってます市町村行政を除いた府県行政的なものになるわけであります。その時にもしかすると名称が変わるのかと考えております。

そうは申しましても清掃の仕事も当然の事なが

 

 

 

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