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題目

 

Biogas as a Fuel for Vehicles

Quality Specifications

 

出典

 

Swedish Gas Association

Swedish Gas Center AB

(Hans-Ake Maltesson)

 

自動車用燃料としてのバイオガス

 

プロジェクトのまとめ

 

は じ め に

 

スウェーデンガス協会と運輸通信研究庁(KFB)は、自動車用燃料に適したバイオガスの品質を調べるための共同プロジェクトを実施しているバイオガス協会、VBBViak、Vattenfall Energy System、Nackros Busesで構成するスウェーデン技術ガスセンターは、バイオガスの性状に対する提案の基礎的な技術ベースをまとめた。

同プロジェクトに資金提供しているグループは、技術的な基礎データおよび提示された自動車燃料用のバイオガスの性状について調査し、これを承認した。

 

このプロジェクトは、スウェーデンにおける基準的な自動車用バイオガスに対する取組みを開始するためのものである(このため、バイオガスの仕様は、国家基準化グルーブ(STC)による将来の基準化作業が簡単になるよう、他の燃料の仕様に沿って準備されている。

バイオガス燃料の性状の仕様は、天然ガス自動車向けに開発された充填装置や他の自動車関連の装置がバイオガスに)対応できるよう、調整が図られている。

研究開発によって、この仕様は変更する可能性があるこの仕様をバイオガスのプロジェクトの関係者間の共通基盤として利用することは可能だが、さらなる改善が求められており、今のところ国家基準とはみなされないであろう。

また、基準を策定する前に、試験方法やサンプル抽出のきまり、精度について、実用的な証明がなされなければならない。さらに、スウェーデンだけの独自のルールを設けることにならないよう、この分野における国際的な取組みに注意を払う必要がある。

技術的、品質確保、経済的および環境的な観点から、どうすれば自動車用燃料として最適なバイオガス燃料になるかということへの回答を得るべく、バイオガスの仕様を基本として、装置額と自動車に適合させるための取組みが行われなければならない。

仕様がその文章基準たりえない主な理由は以下の通りである。

・ 向上化が図られている技術は比較的新しく、多数の工場での経験がない

・ リーンバーンエンジンのエンジン技術は現在のところ、ウォンベインデックスやメタン含有量が様々な燃料を扱えるようなところまで開発が進んでいない。

 

ガスを燃料とするエンジンは、空気過剰なリーンバーン燃焼によるものでこのエンジン技術は、トラックなどの大型車によく用いられている 現在のところ、エンジンに適合するシステムは開発されていない。一方、ストイキエンジンについては、適合システムが開発されている。ストイキエン

 

 

 

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