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組みには限界がある。また、地域毎に広域的な物流体系を構築する動きが活発化する中で、九州の物流が域内で完結しないケースが多くなり、中国・四国など他地域との連携を図る必要がある。

 

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ウ)物流情報化後の問題点

<規格の不統一による弊害と標準化の必要性>

・大手荷主を中心に、各企業が独自に情報システムを構築しているため、特に風下に位置する物流事業者は、複数の規約・システムに対応せざるを得ず、多端末化や情報の二重管理などの非効率が生じている。伝票の不統一も非効率の要因となっている。

・逆に自社システムと荷主をオンライン化する場合においても、各荷主のニーズが強く、標準化が進展していないためにその都度つくりこみが発生するという状況が発生している。

 

 

 

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