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地域住民等の協力を得、夜間に於ける路上犯罪等の防止と地域住民の安全確保のため、防犯灯を400個設置した。

(2)太陽の家(子ども110番の家)

平成9年10月17日に、184箇所を委嘱した。

(3)登下校路の安全パトロールの強化

「登下校路安全パトロール」と記載された腕章を130個作製、防犯帽子とともに26校に配布し、登下校時間帯に輪番制で安全パトロールを実施中である。

(4)声かけ事案への注意喚起のための立看板の作製、掲出

「見知らぬ人の甘い言葉に注意しよう!

身に危険を感じたら

太陽の家(子供110番の家)にかけ込もう!」

「しらない人にはついて行かない車にのらない!

あぶないときは

太陽の家(子供110番の家)ににげよう!」

と記載された看板を26枚作製、掲出し、声かけ事案への注意喚起を実施した。

 

5 モデル地区活動の効果

 

(1)推進指導員等の委嘱に当たり、各種防犯活動の推進には女性層の積極的参加が不可欠との認識から、地区内二市町の婦人連合会長、PTA連合会事務局長等女性6名に委嘱し、各種防犯大会、防犯連絡会等を開催したところ、その効果により防犯運動等への女性層の積極的な参加が見られるようになった。

(2)当初、地域住民にとって各種防犯活動は対岸の火事ととらえられていたが、推進指導員及び推進員を中心に学校周辺における各種犯罪から児童生徒を守るボランティア活動を推進した結果、PTAや地域住民が各種防犯活動へ積極的に参加するなど地域安全活動に対する関心が高まっている。

また、自治体及び行政区も地域安全活動に対し、より関心をもつようになり、暴走族追放並びに青少年深夜俳徊防止市民大会等、市民大会や防犯懇談会等を積極的に開催するようになった。

 

 

 

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