淡路人震災の被災状況を教訓にし、『各地区の自主防災隊の結成』、『消火器材、救助器材の準備』に取り組むとともに、警察・消防・行政当局の参加・協力をも要請し、避難訓練、救護訓練、応急手当て訓練、ポンプによる消火訓練、応急担架の作成と使用訓練、炊き出しによる給食訓練、高齢者・身体不自由者の安否確認訓練、避難した留守家屋に対する警戒訓練等の『自主防災訓練」を継続して実施し、地区住民の防災意識の向上を図った。
5 モデル地区活動の効果
モデル地区においては、
○ 駐輪場等の自転車、オートバイの防犯診断と指導活動
○ 通学・通園路、神社・公園、暗がり等の危険カ所の点検、防犯灯の点検等の環境整備
○ 子供緊急避難所「お助けハウス」設定活動
○ 青少年の溜まり場、神社・公園、繁華街等の夜間パトロール並びに少年補導活動等の地道な活動により、
○ 自転車・オートバイの窃盗事件、空巣等の侵入窃盗事件が20〜30%減少
○ 子供・女性等に対する強制わいせつ、声かけ等の減少
○ 青少年非行事件の減少
等の効果が認められ、活動を継続することにより大きな効果が期待される。