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ア 子供対象のわいせつ事案撲滅を目指した危険箇所調査(要防犯打設置箇所)、広報車による呼びかけ、警告看板(反射板)設置、子供110番プレート設置パトロール

運動初日(10月11日)に管内4町の防犯協会役員、地域安全推進指導員及び推進員、各町役場防犯担当者、少年神尊員、中・高校生徒指導担当教諭、警察が御船警察署に結集(73名)して出発式を行った後、4班に編成してミニパトカーを先導に各町広報車、作業車(25台)が各町毎に広報を実施しながら、防犯灯の設置が必要な場所の点検を実施するとともに、過去にわいせつ事案が発生、又は、発生するおそれのある場所に警告看板(150cm×85cm)20枚を設置、防犯連絡所等に子供110番プレート150枚を設置した。

イ 「わいせつ事案」対策用メモ帳配付

パトロール出発の際、管内10校の中・高校の教諭に対し女子生徒へのメモ帳の配付を依頼した。

同メモ帳は、わいせつ事案に関する不審車両を認めた場合にナンバー等をメモする意識付けのために約2000名の女子生徒に配布したものである。

ウ 自転車防犯登録キャンペーン

(ア)嘉島町地域安全推進員、防犯協会員、警察との合同こよる自転車防犯登録キャンペーンを実施し17台の防犯登録を行った。(10月13日)

(イ)甲佐高校において防犯登録が義務づけられている自転車通学生の中の未登録学生に対し、甲佐町地域安全推進員、防犯協会員、少年補導員、警察との合同による防犯登録を呼びかけ、20台について防犯登録を行った。(10月20日)

エ 自転車、オートバイの防犯診断の実施

地域安全推進貝及び警察官を4班に編成し、その班別に「防犯診断カード」を使用しながら管内の大型店舗、パチンコ店、バス停等に駐輪中の自転車、オートバイの施錠、記名、防犯登録について点検し、盗難防止について注意を喚起した。(10月16日)

(4)地域安全活動「セイフティ・マイタウンかみましき」の地域安全推進指導員、地域安全推進委員等連絡会議

連絡会議は、各町役場防犯担当者の出席を得て四半期ごとに開催し、その推進状況の検討と各種情報の伝達、犯罪の防止について意見交換を行うなど実効の挙がる諸施策を推進している。

(5)交番、駐在所連絡協議会の活動

管内の各交番、駐在所単位で組織化された「交番、駐在所連絡協議会」では、各地区毎に定期的に「連絡協議会」を開催し、住民の意見、要望を把握するとともに、「防犯連絡カード」等で寄せられた安全情報等をもとに小集団ミーティングを行い、地域の実情に合った地域安全活動を策定し、地域住民と一体となった活動を推進して、交番、駐在所の生活安全センターとしての成果を挙げることに資している。

(6)「Fネット」網の構築と「安全ニュース」の提供

情報発信活動の手段として、平成8年7月、専用のファックスを設置し、管内の全金融機関、各町役場、タクシー業者、パチンコ店、商工会、教育委員会、学校等を網羅したファックスネットワークを構築するとともに、これを短縮ダイヤルに登録して「地域

 

 

 

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