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毎月25日をニコニコの日としてチラシ等を配布した。(参加人員15人)

(2)犯罪等発生抑止活動

ア 老人防犯教室(悪質商法の撃退策についての防犯教室)の実施

イ 誘拐防止防犯教室の実施

ウ 薬物乱用防止教室の実施

エ 防犯パトロールの実施

・チカン防止・少年非行防止・盗難防止・迷惑駐車防止等を図るため、毎月1回以上の夜間パトロールを実施した。

・登下校時、女子学生に対しチカン等の変質行為をする男が徘徊し、住民の不安をつのらせる事案が続発したため、パトロール及び登下校時立番活動を実施した。

オ コンビニエンスストア、金融業等に対する防犯研修会の開催

11月26日、コンビニエンスストア、金融業等の店長を集め、自主防犯体制の確立、事件発生時の迅速・的確な措置、被疑者の早期検挙のための研修を実施した。

(3)環境整備活動

ア 通学路の安全対策

・5月13日、新北地区、西川小学校の児童通学路の草刈り

・7月2日、下境地区、下境小学校の児童通学路のハゼの木の枝切りや草刈り

・9月21日、頓野地区、上頓野小学校の児童退学路の草刈り

イ 地域の安全対策

・毎月、夜間パトロールしながら防犯打設置の確認点検、迷惑駐車防止等の活動

・9月30日、直方駅周辺、直方市役所周辺、直方小学校周辺の通学路を中心に、交通安全の総点検を実施し、改善意見・要望等を各行政機開こ提出した。その結果、

○ 道路標識の整備

○ 横断歩道の新設5か所、整備3か所

○ 違法駐車の取締強化

が実施された。

 

4 活動事例

 

感田地区では、青空駐車が原因で火災発生時に消防車が現場に入れなかったり、駐車車両の陰から子供が飛び出して怪我をするなどの事件が発生した。

迷惑駐車防止活動としては、パトロールによる路上駐車の実態を調査して、駐車車両のチェックと移動協力要請、チラシ配布、回覧板によって全世帯に対する協力を呼び掛けた。その結果、3か月後には迷惑駐車が一掃されるという成果を収めた。

 

5 モデル地区活動の効果

 

平成9年度に「モデル地区」に指定され、推進員等は、危険箇所の点検、パトロール、環境整備活動、地域安全ニュース「ふくちやま」の発行、迷惑駐車への取り組みなど、「安全で安心して暮らせる町づくり」に積極的に取り組み、その取り組みが地域住民に浸透して住民の自主的活動が活発になった。

「モデル地区」事業は、1年で終了するが、推進員の活動は、住民に支持、評価されており、今後の継続活動が期待されている。

 

 

 

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