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(4)安全環境の点検整備の促進

ア 防犯灯の点検整備

7月7日モデル地区推進員、松山市、四国電力職員、生安課員、交番員、防犯協会職員等16名がモデル地区内を2班に分かれ防犯灯の点検を実施した。球切れ18ケ所、駐輪灯の球切れ1ケ所、公園・神社の樹木勢定4ケ所、通学路防犯灯の新設等を依頼し、夜間における犯罪や事故の未然防止に努めた。

イ 子どもの安全を守るための避難場所「まもるくんの家」設定

松山市内においても変質者の出没、声かけ、恐喝等様々な事件が発生しており、児童生徒を守るため

・児童生徒が被害を受けそうになったり受けた際保護する場所の確保

・地域住民の防犯意識の啓発

・事件の早期解決

を目的にステッカー「まもるくんの家」を貼付した。

設置基準は各小学校通学路毎に2箇所程度とし、各小学校50箇所程度設定

 

4 活動事例

 

銃器根絶、薬物乱用防止キャンペーンの実施

全国的に銃器使用の犯罪、薬物乱用事件が多発しており「薬物、銃器の取締強化月間」に合わせ、「許しません白い粉、黒い武器」をキャッチフレーズに東京・大阪方面の乗降客、広島方面からの客、鳥しょ部の乗降客、地元住民に対し、全国防犯運動リーフレット、銃器根絶、薬物乱崩防止等チラシ、ティッシュ等の配布を行い広報啓発を行った。内容は、NHK等で放映されたのを始め、愛媛新聞等で報道された。

 

5 モデル地区の効果

 

松山西地区は、松山市のベッドタウンとして発展し、バイパス道路等を整備されつつあり事件事故が増加の傾向にあるが、今回モデル地区の指定を受けたことを契機に地域ぐるみの安全対策、自主活動の気運が高まり、「安全は自らの手で」という意識の高揚に大きな役割を果たした。

モデル地区内は、犯罪や事故の発生で見る限り平年のほぼ横ばい状態であるが、この活動により各種団体、組織の連携につながりが出来、地域安全活動がスムーズに運ぶなど相乗効果により今後の効果が期待される。

 

 

 

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