1 都道府県名
山口県
2 モデル地区名
平川地域防犯活動促進モデル地区
3 重点となる活動項目
指定地区は、管内10地区のうち世帯数が最も多く、旧来の農村地と新興住宅団地が混在し、また、幼稚園から大学まであり、各種犯罪が増加傾向にある。そこで、下記活動項目を重点にそれぞれの活動を推進した。
(1)居住環境の整備
(2)各種犯罪の未然防止活動
(3)少年の健全育成
(4)犯罪被害弱者等の対策
4 活動事例
(1)事故等の危険箇所の把握とパトロール
地区内には、溜め池が散在しブラックバス釣り等による水難事故防止のため点検、巡回を実施した。
(2)親子クリーン作戦
親子による河川内に投棄された空き缶の回収、清掃作業と河川土手にコスモスの種まきを実施した。
(3)防犯灯の設置、点検
防犯灯の必要状況、球切れ状況を把握し、関係町内会へ連絡、設置申請等の助言活動を実施した。
(4)平川まつりにおける警察ふれあいコーナーの開設
平川地区においては、「安心して住めるまち平川」をスローガンに平成9年2月8日、各関係団体で構成する「平川地区安心の街づくり推進委員会」が発足し、各種犯罪の未然防止活動を地域ぐるみで推進中であり、本モデル地区の推進指導員、推進員については、委員会構成メンバーから選考し活動を推進した。
地区のまつりである「平川まつり」には平川地区居住者が多数参加し、毎年、参加人員が増加していることから地域安全活動の広報・啓発を目的に推進指導員等の主動により実施した。
その内容は、
・防犯指導軍による防犯機器の展示
・少年非行防止、防犯、交通事故防止パネルの展示
・薬物乱用防止広報(人体模型、クイズ)
・一日交番、子供なんでも相談コーナーの開設
・県警音楽隊による演奏
・白バイ・パトカーの体験乗車
などで、推進指導員等の所属母体も一体となって取り組んだものである。
(5)夜間パトロールの実施