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ど検討を重ねた結果、益田市においては、平成9年4月25日に、益田地区防犯連合金々長を会長とする「益田市地域安全ネットワーク」を構築し、匹見町においては、同年10月8日に、匹見町長を会長とする「匹見町声かけネットワーク」を構築するに至ったものである。

 

5 モデル地区活動の効果

 

(1)民間ボランティア団体等との連携活動の推進

地域安全推進員の呼び掛けにより、少年補導委員、交通安全推進員等警察関係ボランティアはもとより、社会福祉協議会、保護司会、婦人余等各種民間ボランティア組織団体と連携・協働した活動を実施したことにより、「安全・安心の街づくり」に向け各組織問の連携が図られ、有機的活動が展開されるようになった。

(2)益田市生活安全まちづくり条例の制定

地域安全推進員をリーダーとする地域安全活動が次第に活性化する中で、官民一体となった「益田市地域安全ネットワーク」を結成するに至ったもので、同ネットワーク会議が生活安全条例の制定を益田市に陳情したところ、市においても条例制定の必要性を認識し、平成9年9月12日に条例案が市議会に上程され、同月25日に可決成立した。

 

 

 

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