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1 都道府県名

 

京都府

 

2 モデル地区名

 

亀岡地域安全活動促進モデル地区

 

3 重点となる活動項目

 

(1)犯罪等の未然防止活動

モデル地区活動推進員、防犯推進委員らによる防犯パトロール

自転車、バイク盗難防止、薬物乱用防止キャンペーン

不法投棄事犯等の監視パトロール

危険箇所点検活動

広報啓発活動

(2)地域安全情報の伝達活動

地域安全ニュース「つつじ」の発行・掲示・回覧

地域安全速報用電光掲示板の設置・活用

(3)少年の非行防止と健全育成活動

定期的街頭補導活動

溜り場の実態調査と管理者対策

有害広告物等撤去活動

少年柔剣道大会の開催

 

4 活動事例

 

亀岡市は、京都、大阪への通勤圏内に位置することから、ここ数年、急激な人口流入により都市化の進展が著しく、地域社会を形成する上で最も大切な住民相互の連帯感が希薄化しつつあり、犯罪や事故が増加傾向にあったところ、住民の間で「自らの安全は、自らの手で」という考え方が醸成しはじめ、近年、「安全で安心な亀岡の街づくり」を合言葉に、防犯推進委員ら地域安全ボランティアを中心にした地域安全活動を各地区で活発に展開している。

更に、本年度は、モデル地区の指定を受けたことにより、モデル地区活動推進員を中心としたより活発な、かつ地域に根ざした各種地域安全活動が展開されたため、地域住民一人ひとりの自主防犯意識を高揚させることができた。

(1)防犯活動センターを拠点とした防犯パトロールの継続実施

平成7年12月、JR並河駅前に防犯推進委員ら地域安全ボランティアの活動拠点である「防犯活動センター」を開所したものであるが、これは、行政側に強力に働きかけた結果、設置・開所となったもので、以来、防犯推進委員、少年補導団体らの活動拠点として、その有効活用に努めていた。

本年度は、毎週末を中心にモデル地区活動推進員や各地区の防犯推進委員の代表者らが防犯活動センターに集合し、情報交換や活動方針を検討するとともに、防犯パトロールを実施したものであるが、年間を通じての継続的な実施に努めたところ、現在では定着し地域にも広く浸透することとなり、市民からの感謝の声が寄せられたり、積極的に参加する市民も現れるところとなった。

 

 

 

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