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・草津市内において、市内の金融機関の各店長に対し、自主防犯体制の確立、事件発生時の迅速・的確な措置、被疑者の早期検挙のための研修を実施した。(参加人員60名)

イ 各地域での防犯学習会

・地区内8箇所において防犯学習会を開催した。(参加人員640名)

ウ 職域防犯組織の活性化

・草津市、栗東町内のコンビニエンスストアー65店舗により草津・栗東地区コンビニ防犯連絡協議会を結成し、防犯対策、有害図書問題等について研修した。

・草津・栗東地区の主な企業で結成している職域防犯連絡協議会を開催し、講師を呼んで先進地における職域防犯事情について研修した。

・地域安全運動滋賀県民大会へ参加した。

エ 防犯ブザーの貸出し補助

・草津・栗東地区職域防犯連絡協議会が、防犯ブザー100個を購入し、地区内の各交番に備えつけを依頼して、希望者に貸出しを行い、小学生に対する声掛け事案、ストーカーや痴漢等の被害防止を推進した。

・栗東町では、町内の各小中学校等から同町教育委員会への強い働きかけにより町内児童・生徒が防犯ブザーを購入する際に補助金一人につき300円が交付されることになった。

(3)犯罪発生抑止、予防活動

ア 各種教室の開催

・地区老人クラブにおいて悪徳商法被害防止教室を開催した。

・児童・生徒に対し、薬物等乱用防止、誘拐防止、非行防止教室を開催した。

・立命館大学における痴漢防止教室を開催した。

イ こどもを守る活動の推進

地区内の各学区ごとに、PTAや少年補導員が中心となり、危険に遭遇した場合はいつでも飛び込んで助けを求められる「こども110番」活動を展開し、各学区ごとの地域の特色を生かした旗やロードコンが商店や民家に設置された。

また、小中学校の下校時の安全を守ろうと各学区で「こども安全リーダー」が警察署長名で委嘱され、児童生徒の安全確保の強化を図ることになった。

ウ パトロール活動

或る学区では毎月第1土曜日を「地域安全パトロールの日」として、地域安全連絡所責任者が中心となってパトロールを実施した。

エ 防犯診断

・草津市西大路第3地区および中林町の各防犯自治会では、定期的に住民による自

主防犯診断を実施している。

・草津署が自転車盗防止モデル中学校に指定している栗東西中学校では、同中学校生徒による自転車防犯診断をJR手原駅や近くの大型量販店の駐輪場において実施している。

オ 危険箇所および防犯灯の点検

 

 

 

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