えていることから、不審者、変質者から児童生徒を守り、子供が安心して助けを求められる場所として「こども110番の店」を設置した。(コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、理・美容店等450店舗に設置)
(3)有害環境排除活動
各単位防犯協会、地域防犯連絡員、少年健全育成会、学校・PTA、少年補導員及び太白.若林区との連携を強化し、電力柱に貼られたテレフォンクラブ等の有害ビラの撤去活動を実施した。
(4)地域安全ニュースの発行
地域で発生した身近かな犯罪の防止対策及び金融機関、コンビニエンスストア、ぱちんこ店・同景品買取所等職域ごとの犯罪防止対策等を掲載した「地域安全ニュース」を20回、11,300部を発行し、町内会、地域防犯連絡員等を通じ回覧方式(一部直接配布)で地域住民に情報を提供した。
5 モデル地区活動の効果
(1)自主地域安全活動体制の確立
管内に設立している単位防犯協会(20防犯協会)及び各単位防犯協会傘下の防犯協指導隊(指導部)、防犯婦人部並びに地域防犯連絡所(1,060箇所)の活性化を推進し、自主地域安全活動の推進と各種行事に対する積極的参加が図られた。
(5)自転車防犯登録の推進
関係機関・団体との連携により、自転車防犯登録の広報を徹底した結果、管内における平成9年中の登録数が19,800台と増加するととともに、自転車盗の検挙及び放置自転車の還付件数が増加した。
(6)犯罪発生状況
平成9年中の管内における刑法犯の発生は4,988件であり、前年比+216件と増加しているが、地域住民が身近かに感じている侵入窃盗、自転車・オートバイ等の乗物盗については大幅に減少した。
窃盗犯の主な手口を見ると
侵入窃盗 発生 670件 前年比 -13件
自転車・オートバイ盗 発生 2,611件 前年比 -69件
ひったくり 発生 23件 前年比 -12件
置引き 発生 29件 前年比 -35件
であった。
また、凶悪犯については、強盗5件、強姦2件、強制わいせつ12件の発生であったがすべて解決している。