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フランスの出生動向と家族政策−少子・高齢化に関する国際研究−

 事業名 高齢化社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


%であったが、この世代では10%に過ぎないからである。しかし出産率が下がったために、3人以上の子どもを持つ多子家庭の数を減少させた。2人は子どもがいる女性が、もう1人子どもを生む割合は、1930年世代では60%以上あったが、1940年以降に生まれた世代では50%を下回った。これは出生コントロールによって、望まない子どもを妊娠することがなくなったことにも理由である。今日では女性の5人に4人は、1人から3人の子どもを持っている。

 

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(2) 1970年代からの出生率低下の要因

伝統的な家族観では、結婚と出産は切り離せないものである。昔の夫婦は不妊症でない限り、結婚後まもなく子どもをもうけた。今日でも男女がカップルで生活する場合には、結婚していようが同棲関係であろうが、子どもを持たないことは家族の否定だと考える人が多い。「理想的な子どもの数」に関する国立人口問題研究所(INED)が実施したアンケートでも、「子どもを1人も持ちたくない」と答えた人は、1965年に1%、1990年に3%に過ぎない。10年ほど前から出生数は減少しているにもかかわらず、人々が望む子どもの数は若干増えている。

しかし実際には、現代のフランスのカップルは、自分たちの親より平均1人子どもの数が少ない。人々は家計に負担がかかるし、住宅も狭いことを理由に挙げている。しかし社会学者は、住宅難と生活難があった戦後のフランスでもベビーブーム

 

 

 

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