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フランスの出生動向と家族政策−少子・高齢化に関する国際研究−

 事業名 高齢化社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


り、平均子ども数は2.4人を維持していた。それが低下するのは、性生活が全く新たな形をとるようになる次の世代からである。1950年頃に生まれた女性の平均子ども数は2.1人となり、それより20年前の1930年生まれ世代と比較すると0.5ポイント低下したことになる。しかし完結出生児数の面からみると、低下はかなり鈍化しているか、無くなったかにみえる。例外的なのは、平均2.1人の子どもしか持たなかった1960年頃に生まれた世代だけである。実際には30歳から40歳の出生率は上昇し続けるといえるだろう。例えば30歳でまだ子どもを持っていない女性は増加してはいるが、初産が可能な30歳で初めての子どもを持つ者の数は増加しているからである。

 

C 2子家庭モデルの浮上

今世紀の出生動向の変化は、完結出生数に見られるだけではない。家庭の子どもの数も大きく変化したのである。少産だった1900年頃に生まれた世代の5人に1人は子どもを全く生まずに一生を過ごし、この世代の妻がいる家庭では子どもが1人しかいない家庭が最も多かった【図表2-2参照】。しかし同時に多子家庭は当たり前の時代であり、この世代の女性の20%は4人以上の子どもを持った。また幼児が死んでしまった時には、当時の両親はもう1人子どもをつくる場合が多かった。さらに1930年頃生まれた世代では、全く子どもを生まない率は減少し(12%)、多子家庭の割合は多少増加した。そして2子家庭が圧倒的に多くなる。しかし半数の女性は多子家庭を築いており、9%近い女性が6人以上の子どもを持っている。

1940年世代から産む子どもの数が低下したが、彼女たちは少産だった1900年世代の生き方に戻ったわけではない。子どもを全く持たない女性は、今世紀始めには20

 

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