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フランスの出生動向と家族政策−少子・高齢化に関する国際研究−

 事業名 高齢化社会対策推進のための調査研究等
 団体名 エイジング総合研究センター 注目度注目度5


相当する数である。フランスで正確な人口統計が存在するようになって以来、これほどの人口増加を記録したことはなかった【注1-2】。過去には同程度の人口増加が実現されるには110年を要していたのである(1801年の2,830万人から1911年の4,150万人)。出生超過は死亡率が低下したことによるが、特に乳幼児死亡率が目ざましく低下したことが大きな要因となっている【図表1-3参照】。

ベビーブームはしばらく持続する。1945年以降の出生数は毎年81万人から86万人の問で安定し、四半世紀の間に人口は1,000万人以上増加した。しかし出生率の方は21‰から17‰に低下している。人口増加には、二つの根本的原因があったからと言える。第一には、政府が数々の家族手当や住宅手当などの直接給付、家族に対する間接的な優遇を与えたこと。第二に、戦後世代は、二つの戦争の間の時期に一人っ子が多かったことの反発として子だくさんを望んだことである。

その後も出生数は、出生率の低下傾向にも係わらず確保された。これは、フラン

 

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