た卒業のための学位論文審査に立会い、その後10時30分よりウワンゴにて尿検査を実施。検査終了は15時00分であった。16時00分から現地調達の薬品購入。保健省に出かけてDr.Yazipoに遠心器、顕微鏡、自動車借用のお礼としての薬品など供与器材を贈呈。18時00分より団長主催レセプション。
14曰(土)
07時30分よりウワンゴにて患者に投薬。辻は09時00分よりバンギー大学医学部の学位授与式に参列。昨年の卒業が内紛のために行われなかったとのことで、昨年度の卒業生8名、本年度の卒業生7名の計15名であった。この式典にはパタセ大統領を始め各大臣、各国大使、近隣諸国からの医学部長が参列、日本の朝日大使も参列されていた。解散時にパタセ大統領の挨拶を直接受け、毎年の医療協力援助に対して謝意が述べられた。13時00分より大使公邸にて招待を受ける。出張より帰られた飯沢参事官、斉藤医務官、前川書記官が同席。15時30分に公邸を出て、Dr.Limbassaを訪ね、お礼と帰国の挨拶。20時00分まで荷造り。20時45分にDr.Yayaと斉藤医務官、前川書記官が迎えに来られ、空港へ。23時30分バンギー発。
15曰(日)
08時10分パリ着。09時10分ホテル着。この日はホテルでデーター整理。
16日(月)
午前中にエアフランスの事務所でフライトの確認。Mme.Nagel夫妻に昼食を招待される。15時00分から17時00分までMme.Nagelも同行して国立自然科学博物館にてProf.Chabeaud、Dr.Landau、Dr-Boulard、Dr.Bayssade-Dufour、Dr.Albertらとアフリカの寄生虫症対策および今後の共同研究について打ち合せ、討議。
17曰(火)
午前11時30分より熱帯病の専門病院でアフリカからの患者の多いパリ第5大学付属病院でもあるピテイエ病院の熱帯病外来を訪問。Prof.Danisと中央アフリカを含めたフランス語圏のアフリカ諸国の寄生虫症の現状と今後の対策について討議。
18日(水)
10時10分パリ空港発。11時10分ジュネーブ空港着。直接WHOを訪問。TDRにてDr.Hataに今回の検査結果を報告し、Dr.Gutteridgeより新しく検討されているマラリアの薬剤についての情報を得る。その後WHO事務局次長のDr.Hendersonを表敬訪問。中央アフリカの医療の現状を伝えるとともに来る8月に日本で開催される第9回国際寄生虫学会について説明。またCTDのDr.Behbehani部長およびDr.Karamと討議。18時15分ジュネーブ発。19時30分パリ着。
19日(木)
11時00分ホテル発。13時30分パリ発。
20日(金)
08時30分成田着。